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I歯科医院の高楊枝通信。

I歯科医院の高楊枝通信。

重曹水の作り方

重曹うがい」を最初にここで発表したのは2008年のことのようだ。

https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/200801170000/

「重曹うがい」も最近は普及しているようで、歯医者さんも取り入れておられるところも増えているようで、結構なことだ。
こういうことはボトムアップで普及させるのが良いのではないかと考えている。
論文にすれば?と言われることはままあるのだが、フッ素よりも効果的とあっては専門家ほど受け入れるのが難しいのではないかと思う。査読の段階ではねられるだろう。

虫歯は口腔内の酸性環境で起こると言われているので、それならアルカリ性にすれば?というとてもシンプルな考えが発想の原点にあるわけ、考えれば当たり前のことだろう。

臨床実験はとても簡単で、ダイアグノデントで虫歯の反応がある人を飲食後に「重曹うがい」をさせるグループとそうではない(フッ素適応)グループに分けて、毎月ダイアグノデントで測っていくだけだ。

というか、1ヶ月で結果は出る。真面目にやれば劇的に数値は下がる。

今回は二酸化塩素水の作り方の更新をしようと思ったので、その前準備だ。

一言で言うと0.6重量%の重曹水ということで、

500mLのペットボトルなら3gの重曹を入れ水を注いで溶かすだけ、2Lのペットボトルなら重曹12gを入れ水に溶かす。この水は水道水で十分だ。

また、重曹味やこの後作る予定の二酸化塩素臭が気になる場合に備えて、ハッカ油を2Lのペットに1滴入れてよく混ぜる。これ以上入れるとハッカ臭がきつすぎて口に入れられなくなるので、要注意だ。

今回は2Lのペットボトルを使うので、





今回はきっちり量ってみたが、それほど厳密なものではない。この量で元々唾液に含まれている重曹成分の約3倍の濃度になる。


ハッカ油を1滴加える。2滴は多すぎる。


出来上がり。隣の黄色のガスが二酸化塩素。


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